Winmostar(分子モデリングソフト)のセットアップ

Winmostarは各種の量子化学計算プログラムのフロントエンドです。量子化学計算プログラムは通常、分子構造を示す原子の座標と結合の情報、および計算方法を記入したテキストファイルを入力ファイルとして、計算を実行します。つまりパソコンの画面上でマウスアクションで分子を描くようなGUIはついていません。もちろん高価な商用のソフトウェアにはGUIが付いているものもありますが。。。WinmostarはWinMOPAC、GAMESS、およびGaussianのような計算プログラムの分子計算を支援するために開発されたプログラムで、計算化学のGUIを提供してくれます。つまりマウスアクションで画面上に任意の分子を描き、MOPACやGAMESS、Gaussianを使って計算を実行することができます。アカデミックライセンスを取得すれば、14ヶ月の間、無償で利用することができます。

[Winmostarの入手]

  1. Winmostarのサイト(http://winmostar.com/)を開く。
  2. トップページの上部にある「Download」のリンクを開く。
  3. 開いたページの罫線内の「Download」(図1)のリンクを開く。
  4. 「Download Page」の罫線内の「登録・更新」(図2)のリンクを開く。
  5. 必要な情報(図3,赤枠の情報は必須)を入力する。
  6. 「Program」のプルダウンメニューから「Academic」(図3)を選ぶ。
  7. ページ下部の「send」ボタン(図3)をクリックし、登録を完了する。
  8. 「入力項目確認」ページで入力に間違いがなければ、再び「send」ボタンをクリックする。
  9. メール(図5)を受信し、記載されたダウンロードページ(図5)を開く。
  10. 「winmostar0_setup.EXE」(図5)をクリックし、ファイルをダウンロードする。
  11. ダウンロードした「winmostar0_setup.EXE」を起動し、Winmostarをインストールする(図7,8)。
  12. Winmostarが起動(図9)すればインストールに成功している。

[MOPAC2007のパスの登録]

Winmostarには半経験的分子軌道計算プログラムであるMOPAC6,MOPAC7,およびCNDO/Sが同梱されていて、すぐに理論計算を始められます。しかしながら最新のMOPACを使えば、新しいハミルトニアンも使えるようになり、計算の対象となる原子や化学物質を増やすことができます。学術機関等で正当に取得したメールアドレスがあれば、それを使って利用登録するだけで最新版のMOPACを利用することができます。

最新版のMOPACの入手方法は他の記事を参考にしてもらうとして、ここではインストールした最新版MOPAC(ここではMOPAC2007)をWinmostarから利用できるように、プログラムのパスの登録の仕方を示します。

  1. Winmostarのメニューバーから「その他(Z)」>「パスの設定」>「(3)MOPAC」(図10)を開く。
  2. パスの入力ウィンドウの「参照」ボタン(図11)をクリックする。
  3. 「ファイルを開く」ダイアログでインストールした「MOPAC2007.exe」を開く(図12)。
  4. パスの入力ウィンドウにMOPAC2007への正しいパスが表示されたら、「OK」ボタンで確定する。
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