ScienceDaily (Aug. 31, 2009)の記事「Virus Enzymes Could Promote Human, Animal Health」です。

[概要訳]

ウィルスはあなたにとって良いものになりえますか?アメリカ農業研究局(Agricultural Research Service,ARS)[1]と連携した科学者たちがファージ[2]として知られる細菌感染ウィルスの酵素が、人や動物の健康にとって有益な利用方法を示した。

[コメント]

エンドリシン[3]と呼ばれるファージの酵素は細菌細胞壁を壊します。この機能は、適用の広い抗生物質に比べて特異性が高く、作用しない細菌にとっては耐性が作りにくいということになるそうです。

このエンドリシンの遺伝物質を操作することで強力な抗菌剤を作る技術を開発して、特許を取ったようです。

[参考]

  1. Agricultural Research Service,(オンライン),http://www.ars.usda.gov/main/main.htm,(参照2009-08-31)
  2. ”ファージ”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/ファージ,(参照2009-08-31)
  3. ”Endolysin”,Wikipedia,(オンライン),http://en.wikipedia.org/wiki/Endolysin,(参照2009-08-31)

ScienceDaily (Aug. 30, 2009)の記事「Fishy Sixth Sense: Mathematical Keys To Fascinating Sense Organ」です。

[概要訳]

魚類や一部の両生類は、側線[1]系と総称される独特の感覚器能力を持っている。この感覚器を持つことにより、それらの生物は暗闇の中でも、物理的に接触したり見たりすることなしに、周囲の物体に触れることができる。ミュンヘン工科大学物理学科のLeo van Hermmen教授と彼の研究チームは、この感覚器システムの基礎原理を調査している。生態模倣工学[2]の分野において、彼らの発見したものはいつか、ロボットが環境に順応するために装置されるべきものである。

[コメント]

カワマス[3]科の魚は光の届かない濁った水の中でも接触することなく獲物を見つけることができる。盲目のメキシコ洞窟魚[4]は周囲の構造を知覚し、障害物を避けることができる。ナマズ[5]は獲物にまっすぐ向かう目には見えない痕跡をたどって獲物を獲るらしいです。これを可能にする器官が側線であり、高感度で電流の変化を検知し、特に暗く濁った水の中での視覚のバックアップサポートとして働く。

非常に便利な感覚器ですね。ロボットに応用しようと考えるは当然ですね(^o^)

この感覚器の基礎原理を明らかにするために数学モデルを作って、実際の感覚器で感知した実験データと比較したそうです。。。感覚器の数学モデルってどんなものなんですかね(^^;;;・・・明日専門家に質問してみます(^o^)

[参考]

  1. ”側線”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/側線,(参照2009-08-31)
  2. ”生体工学”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/生体工学,(参照2009-08-31)
  3. ”カワマス”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/カワマス,(参照2009-08-31)
  4. ”Amblyopsidae”,Wikipedia,(オンライン),http://en.wikipedia.org/wiki/Amblyopsidae,(参照2009-08-31)
  5. ”ナマズ”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/ナマズ,(参照2009-08-31)

星誕生の神話崩壊

31st 8月 2009

ScienceDaily (Aug. 30, 2009)の記事「Star-birth Myth ‘Busted’」です。

[概要訳]

国際研究チームが、豪州連邦科学産業研究機構(CSIRO)[1]パークス電波望遠鏡を使って発見した複数の銀河系に基づいて、天文学界で長年信じられてきた「どうやって星ができるのか」に関する話の1つについて、真実を明かにした。

[コメント]

以前の記事「Galaxies Demand A Stellar Recount」で大きな星と小さな星の比率(1 : 500)が決まっているという話でjましたが、実は銀河系によって、この比率が異なることが分かったそうです(^^;;;

学術の世界の真実って、変わるときは変わるもんですね(^o^)

[参考]

  1. CSIRO,(オンライン),http://www.parkes.atnf.csiro.au/,(参照2009-08-31)
  2. ”パークス天文台”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/パークス天文台,(参照2009-08-31)

ScienceDaily (Aug. 30, 2009)の記事「Tunnels Concentrate Air Pollution By Up To 1,000 Times」です。

[概要訳]

新しい調査で、ドライバーや通行人に有害となる可能性があるほど高い濃度で、超微粒子の毒物カクテルがトンネルに潜んでいることが見つかった。

[コメント]

調査はオーストラリアのシドニーにあるM5東トンネルで実施されたということです。

トンネル内に排気ガス中の超微粒子がとどまり、濃縮されるということのようです。この超微粒子は、健康な人に対しては呼吸器の問題、心臓病の持病のある人には心筋梗塞[1]の危険性をもたらすそうです。

[参考]

  1. ”心筋梗塞”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/心筋梗塞,(参照2009-08-30)

ScienceDaily (Aug. 29, 2009)の記事「Scientists First To Image ‘Anatomy’ Of A Molecule」です。

[概要訳]

IBMの科学者たちが、非接触原子間力顕微鏡[1]として知られる複雑な技術を使って、前例のない解像度で分子の内側の解剖図(化学構造)を画像化することに成功した。

[コメント]

医者がレントゲンを使って骨や内臓をみるように、原子間力顕微鏡を使って原子や分子を観察できるという研究の発表です。原子間力顕微鏡を使って原子を操作した報告はすでにあるのですが、今回は非常に解像度の高い顕微鏡画像が得られるようになったというものだと思われます。

超低圧下、-268℃の極低温で原子間力顕微鏡を使ってペンタセン[2]を観察したところ、電子雲の内側の原子骨格まで観察できたようです(@_@)

[参考]

  1. ”原子間力顕微鏡”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/原子間力顕微鏡,(参照2009-08-30)
  2. ”ペンタセン”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/ペンタセン,(参照2009-08-30)

ScienceDaily (Aug. 29, 2009)の記事「Handwriting-based Tool Offers Alternate Lie Detection Method」です。

[概要訳]

個々の個性を検出し、犯罪の現場においては彼らの無罪を評価するために、初心者からエキスパートの年齢を対象として手書き文字を分析し、暗号を解読することが試みられてきた。この科学は、疑似科学の道に進んでしまうことがしばしばあるけれども、コンピューター機器化することができそうな手書き文字をより効果的に評価する方法を科学者らが発見するだろう。

[コメント]

従来の口頭の嘘発見器に代わる、手書きのコンピュータータブレットを使う嘘発見器が開発されるようですね。。。文字を書く癖って意識的に変えられないみたいです。

ScienceDaily (Aug. 29, 2009)の記事「Mysterious Glaciers That Grew When Asia Heated Up」です。

[概要訳]

氷を熱したら溶けると思われる。

[コメント]

概要が短い(@_@)

「ヒマラヤ南部の氷河のコレクションが、それらが9000年前に何をしたかを知ることを妨害した」。。。なんのこと?(・_・)?。。。例年よりも暑い夏に中央アジアの氷河が後退したけれども、ヒマラヤ南部の氷河は1~6 kmも前進したそうです。ブリガムヤング大学(BYU)[1]の地質学者が、この理由を解明したようです。

これは強力なモンスーン[2]によるものと考えられてきたが、このモンスーンの影響による積雪の増加が原因なのだそうです。この夏に中央アジアの気温が6℃も上昇したそうで、このためヒマラヤ南部には余計に雲が発生し、この雲が作る影のおかげで気温の低いスポットができてしまったそうです。更に例年より強い風が湿度の高い地域での水の蒸発に拍車をかけ、家庭用気化熱クーラーと同じ原理で気温を下げたそうです。

[参考]

  1. BYU – Brigham Young University,(オンライン),http://www.byu.edu/webapp/home/index.jsp,(参照2009-08-29)
  2. ”モンスーン”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/モンスーン,(参照2009-08-29)

ScienceDaily (Aug. 28, 2009)の記事「Warped Debris Disks Around Stars Are ‘Blowin’ In The Wind’」です。

[概要訳]

恒星の周りに誕生した新しい惑星付近の塵の詰まった円盤は、時に理解に苦しむ形を取ることがある。メリーランド州グリーンベルトにあるNASAのゴダード宇宙飛行センター[1]のJohn Debes率いる研究チームが、星間ガス内の星の動きから多くの円盤の形を説明できることを発見した。

[コメント]

タイトルの訳は自信がありません。。。(+_+)

小さな彗星や小惑星(アステロイド)様の天体でできた円盤があり、この円盤の中で小惑星が衝突すると細かい塵が発生するそうです。一方、星が銀河を移動し、希薄なガス雲を通ると星間風が発生し、この星間風が、細かい塵の軌道を徐々に変えるのだそうです。

[参考]

  1. ”ゴダード宇宙飛行センター”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/ゴダード宇宙飛行センター,(参照2009-08-29)

ScienceDaily (Aug. 28, 2009)の記事「Nitrous Oxide Now Top Ozone-depleting Emission」です。

[概要訳]

人の営みによって放出される窒素酸化物が今、もっとも豊富なオゾン層破壊物質となっており、21世紀の間、第1位の座にとどまり続けると予想されていることを、米国海洋大気圏局(NAOO)[1]の科学者が新しい研究で述べた。

[コメント]

フロンガス同様に窒素酸化物もオゾン層を破壊するのですね(+_+)・・・というかオゾンは非常に反応性が高いので、様々な化学物質と反応してしまうので、窒素酸化物濃度が高くなりすぎたと考えた方が正確かもしれませんね。

人の営みで輩出される窒素酸化物の量は、以前の2倍以上になっているそうです。私たちの普段の生活からも排出されるのですが、農業の肥料や工業でも排出されています。

窒素酸化物の増加を食い止める方法はあるのでしょうか?(・_・)?・・・人間が能動的に窒素酸化物を減らす努力をするしかないように思えます・・・排出を規制できるようなものではないでしょうから(+~+)

[参考]

  1. NOAA – National Oceanic and Atmospheric Administrative,(オンライン),http://www.noaa.gov/,(参照2009-08-29)

ScienceDaily (Aug. 28, 2009)の記事「Scientists Find ‘Great Pacific Ocean Garbage Patch’」です。

[概要訳]

科学者たちが、広大な太平洋ゴミベルト[1]の一区域を僅かに調査する、不愉快な旅を終えた。

[コメント]

スクリプス海洋研究所[2]のプラスチックの環境堆積調査(Scripps Environmental Accumulation of Plastic Expedition, SEAPLEX)[3]が遠洋上の初の詳細な浮遊ゴミ調査を実施したそうです。。。2009年8月2日にサンディエゴ港を出航し、カリフォルニアから1000マイル遠洋の北太平洋を旋回しながら調査し、2009年8月21日に寄港したそうです。

この旅で研究者たちは、プラスチックゴミの分布と量を調査し、研究室で分析するサンプルを取りながら、海の生命に対するゴミの有害性を調べたそうです。

記事には調査旅行の様子が、割りに詳しく紹介されてますが。。。大変な旅だったようです・・・ゴミの量も分布も予想外に多かったのでしょう(T_T)・・・研究者のコメントで前向きなコメントで印象的なのは、学生の勉強になったというもです。私たちが意識的にゴミを減らす努力を地道にやるしかないのだと思われます。

[参考]

  1. ”太平洋ゴミベルト”,Wikipedia,(オンライン),http://ja.wikipedia.org/wiki/太平洋ゴミベルト,(参照2009-08-29)
  2. Scripps Institution of Oceanography ,(オンライン),http://www.sio.ucsd.edu/,(参照2009-08-29)
  3. SEAPLEX,(オンライン),http://sio.ucsd.edu/Expeditions/Seaplex/,(参照2009-08-29)
Newer Posts »